消耗品の寿命、それ本当?

ネットサーフィンをしていると、たまに見かける記事がある。

消耗品の寿命は○年!?とかいうやつである。

 


このような記事によると、たとえば歯ブラシの寿命は約 一ヶ月だという。

歯科医が出てきたりして、必要以上に煽ってくる。

数ヶ月も同じ歯ブラシを使っていると、雑菌だらけになり、歯や歯茎にも悪いそうだ。

加えて、アンケート結果なども出てきたりして、

何ヶ月も歯ブラシを変えないのは、それ自体恥ずかしい事であるかのような気持ちにさせられる。

 


この一ヶ月基準によれば、ドン引きされるくらい長い期間同じ歯ブラシを使っているが、

ここ10年虫歯にもなっていないし、歯周病でもない。

(人から褒められる事など何もない日々だが、

歯医者の定期検診では唯一、「よく磨けていますね」と言われる)

 


また別の記事によれば、

下着の寿命は週2回の着用で1年だという。

[そんなの、その下着の質によるだろーが!!]

という単純なツッコミさえ許されない雰囲気。

 なぜなら、運気が下がるとか、布は邪気を吸うとか、スピリチュアルな言説すら飛び出すのだ。

人類の歴史で、毎日綺麗な下着を身に付けられるようになったのなんて

先進国のここ数十年の話だろうに。

 


こういうのは大概、

モノをなるべく買い替えさせるための、メーカーや広告代理店の煽りであることは言うまでもない。

あの手この手で消費を促そうとしても、

ミレニアル世代の多くは騙されないでしょう。

 


——-消耗品でもモノは必要以上に買い替えないし、溜め込まないし、とことん使い倒す——-

 


環境に優しい事になら、財布の紐も多少緩むかもしれないけれど。

ビニール袋氾濫社会、ニッポン

 


先日、久々に郵便局で切手を買う機会があった。

スーパーなどと違って、袋を断るぞっ!という気合いを入れていなかったため、

タイミングを逃してしまい、切手は薄いビニール袋に入れられてしまった。

(こういう場合は、後からでもなるべく袋を返すようにしている)

 

また時折、100円ショップで指定のゴミ袋を買うのだが、

毎回たった一点買うだけなのに、

断らなければ小さな手提げのビニール袋に入れられてしまう。


またある時は、金券ショップで新幹線のチケットを買ったら、

チケット数枚が、丁寧にカード用の袋に入っていた。

 

切手一枚だろうが、

鞄やポケットに入る様な小さな物だろうが、

頼みもしないのに、当たり前のように袋が出てくる。

そもそも受け取る物が小さすぎて、エコバッグすら必要がないのに、

ビニール袋が登場するのだ。

…こんな国って日本だけですよね?


こういう包装面での過度な気遣いや丁寧さを、

間違っても、「おもてなし」とか、ましてや「クールジャパン」なんて呼ばないで欲しい、というのが勝手な希望です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイクロプラスチックを撒き散らしていた身近なモノ

天気の良い土曜日の朝、

布団を干そうと布団用の大きな洗濯バサミを手にすると、表面がざらざらしている。

随分前からこの様な状態なので、特に気にも止めていなかったのだが、

布団を挟んだ次の瞬間、

キラキラと細かい粉の様な物が目の前を舞った。

 

プラスチック製の洗濯ばさみが経年劣化し、その表面が粉状になっていたのだ。

近年日本でも取り上げられる様になったマイクロプラスチックを目視した瞬間だった。

f:id:kominski:20181125220600j:image
f:id:kominski:20181125220621j:image


プラスチック部分は劣化していても、ステンレスのバネ部分は全く問題なく、

布団を挟む本来の役割は果たしている。

ただ、布団を干すたびに、周辺に無数のマイクロプラスチックを撒き散らしていたのだ。

布団に沢山付けたまま、家の中にも取り込んでいただろう。


今まで、

プラスチックがいくら問題視されても、

既に家にあるプラスチック製品を一掃したり、使える物をゴミにするのは、本末転倒だと思っていた。

ただ、今回だけは我慢ならず捨てる事にした。

 

数年前にホームセンターで購入したもので、結構丈夫な作りだと思っていたが、

やはりプラスチックの経年劣化は早い。

 

職場でのゼロウェイスト?否、地味なエコ活動

PCの前にほぼ座ってるだけのデスクワークだが、細々としたゴミは確実に出る。

仕事で出るゴミに関しては、自分ではコントロールできない場面がほとんどだ。


また、紙カップに入ったコーヒーやら、超過剰包装のお菓子の差し入れを貰う事もあるが、

その気遣いや優しさは純粋に嬉しい。

ゼロウェイストに反するので遠慮しておきます、なんて言えない

(「コーヒー買ってこようか?!」という様なシチュエーションならば断るようにしているけれど)。


それらにいちいち目くじらを立てていたら精神的にやっていられないので、

職場ではゼロウェイストと呼べるような事はできていない…

が、できる範囲でやっている事を挙げてみる。

 


・ゴミの分別を徹底する

家では当たり前の事なのに、職場では徹底してできていなかった。

 


・支障のない限り、両面コピーにする

 


・片面印刷されたコピー用紙は、支障のない限り必ず裏紙として再利用する

 

・プリントアウトやコピーは、裏紙で良い場面では必ず裏紙を使う

 


・会議の資料など、予備で多めにコピーするのをやめる

 

・芯のいらないホチキスをできるだけ使う

一定枚数以上の枚数は止められないが、強度はそれなりにある。

そのままシュレッダーにかけられるのが何より便利。

 

・裏紙でメモ帳

10年以上前の古く黄ばんだ裏紙でメモ帳を作ったら、若干変な臭いがしたが気にしない事にする。

 


ポストイット原則禁止

かつてはポストイット魔と言ってもいいほど、ポストイットを無駄に使いまくっていた。

たまに袖にポストイットを付けたまま気付かず、人に指摘される始末。何故か背中に付いていたことすらある。

ポストイットは、絶対に必要という場面以外では使わないことにする。

 


・文房具は持っているものを使い切る

ここ数年文房具は買っておらず、

職場でも、家に大量にあったペンやマーカーをせっせと消費している。

ペン類は購入してから数年経つと出にくくなったり、

インクが残っていても、途中で書けなくなったりしてしまう。

スティックのりも乾燥して使いにくくなったりするし、文房具にも鮮度がある事を痛感している。

手書きで紙に書く事自体も減ってしまった今、ほとんどボールペンの出番は無いのだが、

脳にも良さそうなので、なるべくこまめにメモを取るようにしている。

 


・備品を買う際は、できるだけエコフレンドリーな商品を選ぶ

備品を買わなければいけない局面では、なるべくエコ商品を選ぶ事にしている。

エコの記載があっても本当にエコかどうかは不明だが…

 

・PCはエコモード、使わない時間は画面をオフにする

 

メルカリを始める

メルカリを始めた。

すると、想像していたよりも手軽で、今のところトラブルもない。

売り上げ額が実質100円以下の場合でも、

ゼロウェイストの精神で有意義な事をしているぞ、と思い込んでいるので、

手間よりも楽しさが優っている。

 


個人的に感じたメルカリの良い点


・直接金銭をやり取りする必要がない


・匿名で発送できる


・匿名配送の場合、宛名書きなど必要なく、コンビニや郵便局で簡単に手続きができる


・BOOK OFFでは買取拒否される書き込みのある本も売れる


・梱包材・封筒は、リユースの物を使える

新品でない封筒を使うのはマナー違反とする声も一部あるようだが、

商品にもリサイクルの封筒を使う旨など明記しているので、今のところクレームなどはない。

 

 

悪い点

・10000円以下を現金化するのに手数料がかかる。


・売り上げ金には有効期限があり、ポイントにしてメルカリ内で使うか、10000円以下なら手数料を払って現金化するしかない。


・コメント欄から、値引き交渉や、素っ頓狂な質問などされると少し疲れる。


・梱包材などをストックしておくスペースの確保が必要。


・万全を期しても、評価されるまでビクビクとしておりプチストレスとなる。

段ボールコンポストにつきまして

段ボールコンポストは諸事情により頓挫し、ブログも封印しておりました。

これからコンポスト生活を試みようとする方々の気持ちを挫くような事になってはいけないと思いますので、詳細について書くのはやめようと思います。

(数人しか読んでいないブログだけど…)

 

失敗の原因と思われる点だけ、列記します。

 

・始めた時期が良くなかった

冬にさしかかる時期に始めてしまった。暖かい季節から始めるべきだった。

 

・置く場所が悪かった

狭い家で、風通しがかなり悪い所しか置く場所が確保できなかった。

機密性の高いマンションで、もともとカビなどが発生しやすい部屋だった。

 

・菌の好物が少なかった?

普段の生活で、魚系の生ゴミが極端に少ない。

 

・個人的資質

適当な性格であり、そもそも温度計を用意しなかったり、攪拌するのをたまに忘れた。

 

 

 

 

 

 

段ボールコンポスト Day 7

段ボールコンポストを始めてから、1週間経過。

ほんの少し、食べ物系の臭いがする。

しかし、不快な臭いではない。

 f:id:kominski:20171115131212j:image

好気性菌と思われる白いカビの様な物も、全体ではないが一部見られた。

 

水分不足気味でスタートしたが、毎日出るお茶っ葉やコーヒーかすの水分が効いているのだろうか?

 

気になるのは、初日に入れたキャベツの芯が土の中でゴロゴロしている事だ。

今後は、野菜の芯なども小さく刻むようにしよう。

いや、

キャベツもギリギリの部分まで食べているつもりだったが、

芯だって中心部までもっと刻んで食べれば良かったのだ。

(当たり前の気付きばかりですみません)

 

生ゴミが増えてきたので、コンポストの素を追加投入してみる。

 

段ボールコンポスト

想像していたよりも臭いもないし、

お手軽なキットということもあり、今のところ全く手間もかかっていない。

 

生ゴミを見つめながら、始めようかどうしようか、やきもきしていた数ヶ月は無駄だったな。

勇気を出して、もっと早く始めておけば良かった。