マイクロプラスチックを撒き散らしていた身近なモノ

天気の良い土曜日の朝、

布団を干そうと布団用の大きな洗濯バサミを手にすると、表面がざらざらしている。

随分前からこの様な状態なので、特に気にも止めていなかったのだが、

布団を挟んだ次の瞬間、

キラキラと細かい粉の様な物が目の前を舞った。

 

プラスチック製の洗濯ばさみが経年劣化し、その表面が粉状になっていたのだ。

近年日本でも取り上げられる様になったマイクロプラスチックを目視した瞬間だった。

f:id:kominski:20181125220600j:image
f:id:kominski:20181125220621j:image


プラスチック部分は劣化していても、ステンレスのバネ部分は全く問題なく、

布団を挟む本来の役割は果たしている。

ただ、布団を干すたびに、周辺に無数のマイクロプラスチックを撒き散らしていたのだ。

布団に沢山付けたまま、家の中にも取り込んでいただろう。


今まで、

プラスチックがいくら問題視されても、

既に家にあるプラスチック製品を一掃したり、使える物をゴミにするのは、本末転倒だと思っていた。

ただ、今回だけは我慢ならず捨てる事にした。

 

数年前にホームセンターで購入したもので、結構丈夫な作りだと思っていたが、

やはりプラスチックの経年劣化は早い。