3以上の数は把握できなくなる

とある本で、人間はもともと3以上の数は脳内で管理できない云々、という話を読んだ。

ローマ数字、漢数字、アラビア数字も「3」までは単純に三つの線を組み合わせてできていることからも、説明できるらしい。

 

確かに、自分の物であっても同じ物が三つ以上あると、

途端にいくつあるのかあやふやになってくる。  


たとえば、靴下は何足持っている?

と突然刑事に詰問されることがあったとしても、

正確には答えられない人が多いのではないだろうか。


そこで、下着、靴下、タイツ、インナー、シャツなど、

複数枚必要な物についても、

種類ごとに「3枚」を上限とすることにした。

 

洗濯を毎日していれば、むしろ2つでも足りるくらいだ。

(例外として、過去に入院した経験から、

下着は少なすぎるとちょっと恐怖心があるのでプラス一枚予備あり)

 

タオルも種類ごとに一人3枚あれば十分。


同じ種類の物は3つ以上持たないと決めると、

持ち物の在庫が、脳内でだいたい管理できるので物の管理が格段に楽になる。

 

収納も少なくて済むし、

劣化して買い換える以外は、買い足す事もないので無駄な出費も減る。

 

思い返すと、

かつて同居人は、実家から30足以上の靴下をもってやってきた。

そして未だに実家から、時折靴下の差し入れがある。

(何か靴下にまつわる壮絶なトラウマが、夫の母にはあるのかも知れない)

 

ローテーションで、一足について履く回数が少なくても

一度洗濯した靴下は年月を経るとゴムなどどんどん劣化していく。

くたびれた靴下が詰まった収納は、なんともみすぼらしいものである。

3足なら、収納するまでもなくスッキリしている。