ゼロウェイスト、パンはパン屋で

  

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週末、少し大きめのオーガニックコットンの巾着袋を用意し、

真夏の炎天下の中、汗だくになりながら自転車で地元のパン屋へ向かった。

そして、食パン一斤とその他個包装されていないパンを、初めてパッケージレスで購入する事ができた。

 

店員さんも、違和感なく食パンを直接布袋に入れてくれ、

チョコレートが練り込んであるパンは、一瞬、(えっ?)という反応だったものの、普通に対応してくれた。

確かに、チョコレートパンを入れた袋は、帰ってから確認すると布にチョコレートが付いていたが、ちょっと水でつまみ洗いすればいいだけのことだった。

また、焼きたての食パンは、通気性の良い布袋の方が合っているのかも知れない。

 

ただパンを買うという何でもない行為なのに、初めてパッケージフリーで買えた事により、はじめてのおつかい並みの達成感があった。

 そして、その感動の勢いあまって、我が家に新しいルールが誕生した。

 

【パンは、基本的にパッケージフリーでなければ買ってはいけない!】

 

パンは毎日食べないし、アレルギーもあるから、パン屋でたまに買うくらいがちょうどいいし…

スーパーで袋入りのパンを買う事はやめてみようと思う。

 

スーパーで買えるパッケージフリーの野菜・果物

近所のごくごく普通のスーパーに売っている、パッケージフリーの野菜・果物を調べてみた。

これまた私以外の人には全く役に立たない情報だが、覚え書きとして以下記載(2017年7月末 実地調査)。

 

 

【駅中のスーパー】

・完全にパッケージフリーの野菜と果物

レタス、じゃがいも、玉ねぎ、なす、きゅうり、大根、ブロッコリー

キウイ、ゴールドキウイ、メロン

 

・ビニールテープのみ

 かぼちゃ、アスパラガス

 

 

【駅から徒歩10分の小規模スーパー】

・完全にパッケージフリーの野菜、果物

レタス、きゅうり、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、トマト、瓜、冬瓜、大根、

とうもろこし、アボカド、キウイ、ゴールドキウイ、メロン、グレープフルーツ

 

・ビニールテープのみ

かぼちゃ、アスパラガス

 

【業務用スーパー】

・完全にパッケージフリーの野菜、果物

かぼちゃ、メキシコ産かぼちゃ、瓜、冬瓜、かりもり、メロン

 

・ビニールテープのみ

レタス、ささげ

 

【駅から徒歩10分の大型スーパー】

・完全にパッケージフリーの野菜、果物

レタス、きゅうり、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、トマト、ブロッコリー、瓜、冬瓜、大根、長なす、米なす、かぼちゃ、ズッキーニ、ゴーヤ、紅あずま、韓国産パプリカ、
とうもろこし、アボカド、キウイ、ゴールドキウイ、メロン、すいか、小玉すいか、りんご、アメリカ産レモン、南アフリカ産グレープフルーツ、オーストラリア産オレンジ

 

・フルーツキャップのみ(キャップはそのままお店に返せそう)

桃、フィリピン産パパイヤ、メキシコ産マンゴー

 

・テープのみ

長ねぎ、しょうが、サニーレタス

 

……こうして意識して見てみると、梱包されていない野菜は意外と多かった(季節的なものもあるのかもしれない)。

また、梱包されていない物は旬の野菜や果物も多く、値段も安い。 

 

今後も、可能な限りパッケージフリーの野菜・果物を選ぶ事にしよう。

 

 

ファーストフード、一杯のコーヒー

連日のように私からゼロウェイスト関連の話を聞かされている相方が、Refuseを実行しようとして失敗した。

 ◯◯カード会員に◯ックのアイスコーヒーが無料で貰えるとのお知らせが来たため、仕事帰りに◯◯クに寄ったという。

 そして、サーモスのマグを取り出し、

店員さんに「これに入れて下さい」と頼んだところ、

脊髄反射的速度の即答で「できません」と断られたそうだ。

せめて、プラスチックの蓋とストローだけでも断りたいと、

店員さんに続けて「あの、ストローはいりませ…」と言葉を投げかけたが、

言い終わる前に機械的早さで、フタがされストローまでもしっかりとさされ、目の前に差し出されていたという。

 

たった一杯のコーヒーに、

・プラスチックでコーティングされた紙コップ

・プラスチックのフタ

・プラスチックのストロー

・ストローを一本一本包んでいる紙

ポーションミルクや砂糖を使えば、その容器

と、これだけのゴミが出るのだと改めて思い知らされる。

 タンブラー対応がNGなのは、迅速性が最優先なのでマニュアルにない事はやってはいけないとか、

正確な分量を測りにくいからとか、色々とお店側の事情があるのだろう。

あのデカデカとマークが印された紙コップを持ち歩く事に、広告効果も期待しているのかもしれない。

 

(無料で貰っておいてなんですが)こんな事になるなら、貰わなければよかったねーと反省していた。

 

そして、◯◯◯は今までもあまり利用した事はないが、

これからも行くことはないだろうなと確信した。

 

 

 

2泊3日長野旅行 覚え書きと反省

反省点

・マイ箸を忘れ、 割り箸を二膳無駄に消費してしまった。

→箸はお弁当とセットで持ち歩いていたので、箸だけを持ち歩く意識に欠けていた。

 

・宿泊場所に水筒を忘れて外出してしまい、ペットボトルの水を一本購入してしまった。

→ちょっとの外出でも、水筒は必ず持参すること。

ペットボトルは反省を込めて、洗ってしばらく繰り返し使って、リサイクルに出そうと思う。

 

 ・訪問先でお土産を何度も断ったのに、遠慮してると思われ、結局貰ってしまう 。

 →過剰包装の物や必要の無い物は、可能ならば断る。

 

 ・お祭りで振る舞いの和菓子を貰ってしまった。

和菓子はあまり好きではないのに、その場の流れと貧乏性も相まって貰ってしまった。

 →お金を出して買っても良いと思えるような物以外は、無料でもなるべく貰わない様にする。

 

 実行できた点など

・エコバッグ、水筒、トイレタリー・タオル持参

 

・割り箸は使い回すなど、なるべく無駄に使わないようにした

 

・飲食店で渡される使い捨ておしぼりを使わない
そのまま置いていくのではなく、ゴミと間違えられないようにお店に返す。

 

・ばら撒き土産等は買わない
一つ一つプラスチックの個包装の土産は買わない。
かといって、パッケージに入ってない物を渡すのも難しいので、そもそもばら撒き土産を極力やめることにした。

 

 ・ゼロウェイストのお土産を発見。

開田高原のブルーベリー

 http://yoshimurafarm.e-toyama.jp/syoukai.html

 

入場料800円を払えば、ブルーベリー狩りができ食べ放題なのと、

100グラム200円で持ち帰り可能。

マイ容器を持参して購入できる(容器がない場合、別途容器代が必要)。

(2017年7月現在)

数種類の品種があり、美味しいのはもちろん、ブルーベリーの実が大きくて驚いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

図書館が家の本棚

なるべく本は図書館で借りることにしている。

ゼロウェストの観点からは、手持ちの本を全て古本屋へ持って行き、

本は図書館で借りるだけ、もしくは電子書籍のみというのもやってみたい。

 

しかし、 電子書籍は、目当ての本があっても、目が疲れるし内容が頭に入ってこないのであまり利用していない。

また図書館は、新刊本や話題の本など半年待ちということもザラである。

また、古い本や文庫本などは、手に取るのを躊躇するほど汚れていたり、

一見綺麗な本でも煙草臭かったりすると、読む気すら失せる。

また何より、図書館で借りたい本の順番待ちをしていて手元に本がない場合、手持ちの本がなければ読む本がなくなる。

 

そこで、本を年に何冊かは購入するのだが、

結局、大方の本はその後しっかりと読み返すことはない。

そして邪魔になり、しばらくして古本屋へ持ち込むことになる。

こんなサイクルをずっと繰り返している。

 

一方で、連れ合いは、枕頭の書とも言うべきお気に入りの本があり、同じ本を2年に1回くらいのペースで読み返す。

また、それと並行して3年以上かけて、ちょっとづつ読み進めている本もある。

どの本も文庫本なので、かなりボロボロになっている。

あまりにもボロいので、ゼロウェイストを知る前までは、よく「買い直したら?」と余計な事を言っていたが、

今は、朽ち果てるまで読んでくれ!と思っている。

 お気に入りの一冊があれば、本を買う必要はないのかもしれない。

 

とりあえず、

しばらく本を購入する事はやめてみようと思う。

 

服屋での出来事

買い物で失敗しないために決めている事の一つに、

【服を買う際は必ず試着する】

というのがある。

しかし、

被り物を試着する際に服屋で渡されるフェイスカバーは使い捨てである。

かといって、こればっかりは売る側のためのものなので断ることもできない。

これは、ゼロウェイストの存在を知る前からもったいないなぁと思っていた。

 

とりあえず、一枚貰ったフェイスカバーを保管しておき、

次に試着する機会があったら、「前に試着したお店で貰ったものがあるので結構です」と断ろうかと思っている。

ちょっと怪しい奴だと思われそうだが。

 

 もしくは、コットンの袋で被れるものがあったらそれを代用しようかな。

ますます怪しいが。

 

結論としては、被り物の試着だけは極力避けるようにしようと思った。 

 

 

もういらない!贈答文化

職場にいるだけで物が集まってくる。

 

・お土産で貰う、お菓子やお茶

・企業名入りのカレンダー

・企業名入りボールペン

・うちわ

・記念品や飾り物

 

カレンダーのそのほとんどは、丸められたまま一年以上放置される。

うちわはほとんど使われることなく、各自の引き出しに眠っている。

外国の方から貰う食品系のお土産に至っては、
職場の人全員が食べない・飲まないので、しばらく放置され、結局、そのほとんどはゴミとして捨てられている。

きっと日本の贈答文化に習って、自国のお土産をわざわざ買って持ってきてくれているだろうに。

 

 人から頂くものは、感謝し受け取らなくてはならないのが日本の文化・マナーなのだろう。

けれど、物が飽和状態の現代、気持ちだけ受け取って、物を断ることは駄目なのだろうか。

捨てるとわかっているものを受け取らなければならないなんて、これが良いマナーといえるのだろうか。

断る大義名分のある公務員ならいざ知らず、

特に手土産を断るっていうのは聞いたことがないし、

断ることはそんなにタブーなのか?

 

とりあえず、

立場的に私が断れる範囲の物は少ないが、

可能な限り断ろうと思う。

ボールペンについては、このままのペースで貰い続けると一生かけても使い切れないと悟った2年くらい前から、確実に断れるようになった。

「もう、一生かかっても使い切れないほどあるんですよー!」というのが、毎度のお決まりの台詞になっている。