消耗品の寿命、それ本当?
ネットサーフィンをしていると、たまに見かける記事がある。
消耗品の寿命は○年!?とかいうやつである。
このような記事によると、たとえば歯ブラシの寿命は約 一ヶ月だという。
歯科医が出てきたりして、必要以上に煽ってくる。
数ヶ月も同じ歯ブラシを使っていると、雑菌だらけになり、歯や歯茎にも悪いそうだ。
加えて、アンケート結果なども出てきたりして、
何ヶ月も歯ブラシを変えないのは、それ自体恥ずかしい事であるかのような気持ちにさせられる。
この一ヶ月基準によれば、ドン引きされるくらい長い期間同じ歯ブラシを使っているが、
ここ10年虫歯にもなっていないし、歯周病でもない。
(人から褒められる事など何もない日々だが、
歯医者の定期検診では唯一、「よく磨けていますね」と言われる)
また別の記事によれば、
下着の寿命は週2回の着用で1年だという。
[そんなの、その下着の質によるだろーが!!]
という単純なツッコミさえ許されない雰囲気。
なぜなら、運気が下がるとか、布は邪気を吸うとか、スピリチュアルな言説すら飛び出すのだ。
人類の歴史で、毎日綺麗な下着を身に付けられるようになったのなんて
先進国のここ数十年の話だろうに。
こういうのは大概、
モノをなるべく買い替えさせるための、メーカーや広告代理店の煽りであることは言うまでもない。
あの手この手で消費を促そうとしても、
ミレニアル世代の多くは騙されないでしょう。
——-消耗品でもモノは必要以上に買い替えないし、溜め込まないし、とことん使い倒す——-
環境に優しい事になら、財布の紐も多少緩むかもしれないけれど。