段ボールコンポスト Day3 沈黙
段ボールコンポスト3日目。
(ブログの更新にタイムラグがあるため、3日目の記録です)
特に変化はなし。
生ゴミを投入すると、その翌日から好気性菌という、ふわふわとした白いカビのようなものが表面を覆うらしいのだが(説明書より)、
その気配はない。
ちゃんと分解されているのかしら?
しかし、臭いは全く気にならず、相変わらず森の中の様な匂いがするだけである。
〜今まで投入した主な生ゴミ〜
・野菜の皮や芯
・果物の皮や種
・卵の殻
・出汁のかす
・お茶の葉
・コーヒーのかす
特記事項
・分解されそうにないもの(肉の骨や貝殻など)は入れないこととする。
・魚はあまり食べなくなったため、菌の好物らしいのだが、魚の骨などの生ゴミもほぼ出ない。
段ボールコンポスト Day1 森の香り
段ボールコンポスト1日目。
段ボールコンポストキットには、懇切丁寧な説明書が入っていた。
既に出来上がっているコンポストの素と、醗酵菌入り促進剤を混ぜて入れるだけ。
芯のないホチキスで止めてあるのが嬉しい。
その上、販売サイトでは2回目以降購入する人向けに、説明書不要の選択肢もあった。
素晴らしい!ゼロウェイスト的ですね。
必要な物・スコップと温度計、なるほど。
家にスコップも温度計もない。
なるべく物を増やしたくないので、とりあえず温度計は無しにしよう(あってもたいして見ない気がするし)。
←こういうツメの甘さが数々の失敗の原因なのでしょうか…
スコップの代わりとして、コンロで焦がしてしまった古くて買い換えようと思っていた竹のヘラを使用。
(新しいヘラは、セカンドハンドで木製の物を購入した)
説明書によると、初心者はまず半分の量から始めた方が良いとの事なので、規定量の半分だけ土を入れる。
また、はじめは水分不足なので、生ゴミと共に500mlくらいの水を投入せよ、と。
このコンポストは、段ボール箱そのままで、底にビニールなどのカバーはない。
段ボールに浸透しそうで怖くて、少なめに水を入れる。
←こういう勝手な判断も、数々の失敗の原因なんでし…
コンポストの素の臭いは全く気にならないどころか、
雨上がりの山の中を歩いている時の様な、自然のいい匂いがする。
1日一回は空気を入れるように土をかき混ぜなければならないとのことたが、
コンポストの蓋をあけるのが楽しみになりそうだ。
段ボールコンポスト日記
ゼロウェイストの存在を知り、早約5ヶ月。
やっと段ボールコンポストを手に入れた。
例えば、ヨーグルトや納豆を自作する、というのは私にとっては神の領域に等しく、
それと同じ様に、コンポストにも手を出してはいけない気がしていた。
以下、私の前科前歴
・ぬか床を数週間で腐らせる
・発酵させるつもりの米麹を腐らせる(2回)
・豆乳から豆腐を作ろうとしても、まともな豆腐ができたことがない
・自作の化粧水を作って肌が荒れまくる
・裁縫といえば、取れたボタンを縫い付けるくらい
・発芽させたもやしが突然腐る ←New!
…こんな人間がコンポストなんて、
大惨事しか想像できない。
でも、ゼロウェイストの存在を知って驚くほどゴミが減り、
けれど生ゴミだけは確実に毎日出るという状況で、
こんな毎日で、コンポストをやらないわけにはいかなかった。
そして結局、散々批判していた楽○のネット通販で、キットになっている物を購入してしまった。
(コンポストを販売している会社自体はとても良い印象です)
組み立て式かと思いきや、組み立てられた状態で梱包材に包まれて届く。
また一つプラゴミを増やしてしまった。
(私の住む自治体では、
気泡状緩衝材は、プラのリサイクルに出せるとのことなのでリサイクルに出します。
綺麗な部分は再利用します)
セット内容
狭いキッチンに設置したので、収納の一つが開かずの扉となる。
段ボールの下には、通気性を確保しなければならないとのこと。
家にあったプラのカゴをとりあえず使う。
寒くなるこの時期に始めるのは、あまりよろしくないとのことですが、どうなることでしょうか。
今後、観察日記を付けたいと思います。
ポスティング・チラシ問題
ポスティング問題についてはあまり気に留めていなかった。
賃貸マンションの場合、たいてい集合ポスト付近にゴミ箱があり、不要なチラシなどはその場ですぐに処分できてしまうからだ。
しかし、ゼロウェイストを意識し始めてから、そのゴミ箱の袋が燃えるゴミの袋である事に気付いてしまった。
ポスティングされるものには、ご丁寧にビニール袋に入れらているものや、マグネット仕様になっている水道管修理の広告もあり、また、普通のゴミを投棄する輩もいるので、燃えるゴミ袋なのだろう。
週に一回程度共用部分を清掃にくる業者の方が、リサイクルできる紙をわざわざ資源用ゴミ袋に分別しているとも思えないので、大量のチラシ類はそのまま燃えるゴミとして捨てられているものと思われる。
チラシ不要の張り紙を貼りたいのは山々なのだが、集合ポストはあくまで共用部分なので張り紙等はしてはならないルールとなっており、マンション管理会社の見回りも厳しいので難しい。
苦肉の策として、自分のポストに入れらた物は、責任を持って家に持ち帰り、紙ゴミは資源ゴミとして出すことにしている。
ところで、ポスティングされる物で多いのは、分譲マンションの広告、クーポン付きのフリーペーパーなどだ。
また、新聞購読の広告ハガキも多く、新聞の折り込みチラシだけがビニールコーティングされ、ポストにごっそりと入っていたりもする。
毎日のようにしつこくポスティングされる分譲マンションの広告を見ても、「マンション売れてないんだろうなー」としか思わないし、同じマンションが数ヶ月で何百万単位で値下げされていくのを見て、もともとゼロに近い購買意欲が「買ってはいけない」のレベルになった。
また、地元で本当に人気のあるお店は、決してクーポン付きフリーペーパーには載っていない。
さらに、マグネット式広告の会社など、それだけで胡散臭さがして悪徳業者としか思えないし、
新聞の折り込みチラシのポスティングに至っては、新聞というメディアの末期症状を感じる…。
「広告」であるはずのものが、どれもこれもマイナス効果にしかなっていないのは、どんな皮肉ですか。
ポスティングされるもので私が情報源としてまともに目を通すのは、ごくたまに入る共産党のチラシくらいのものだ。
私に限った事ではなく、ポスティングされたチラシなどを部屋に持ち帰っている人をついぞ見た事がない。
ほとんどがその場でゴミ箱に捨てられるだけの広告やフリーペーパー、
果たしてその労力やコストに見合うだけの効果はあるのだろうか。
ちょっとした宝探し
自転車乗りには、気候的に嬉しい季節となってきた。
なるべくパッケージなしで買える物やプラスチック包装されていない物を探し求め、ちょっと遠くまで自転車で冒険する事が増えた。
そして、今まで近寄る事すら避けていたドン・キホーテで(ここに入ると体調が悪くなるのは何かの呪いでしょうか?)、Plastic Free のパスタを見つけてしまった。
紙のパッケージで内側にビニールコーティングもされていないので、紙のリサイクルにそのまま出せそうだ。
その上、プラパッケージの物よりも値段も安い。賞味期限はプラのものより短い様だが、そんな事はどうでもよく、この際、パスタの太さの好みなども度外視だ。
紙のケースに入っているという一点のみで小躍りするほど嬉しいなんて、なんて珍妙で平和なのだろう…。
もやしはじめました
数年前にブロッコリースプラウトを栽培しようと購入したものの、しまい込んでいたジャーが再び活躍する日がきた。
ブロッコリースプラウトは、上手く発芽しなかったりして続かなかったが、もやしは発芽率も高く、3日ほどで食べられるレベルの物ができるので育てやすい。
ただ、お手頃なもやしの種を見つける事ができずオーガニックの種を購入したら、スーパーのもやしより割高になってしまった。一袋100円近くするオーガニックもやしを買うよりは、良いかもしれないが。
でも考えてみると、もやしを買うインセンティブは、安い!という点だけだった。
栄養価の期待値もほぼゼロで、料理のカサ増し要員としてのもやしは、野菜ヒエラルキーの底辺に位置しており扱いも雑だった。
自分で発芽させてみて初めて「植物としてのもやし」とちゃんと向き合えた気がする…。
発芽したばかりのもやしは、こんなにも生命力に溢れ、栄養もあって身体にも良いのですね。
今までのもやしに対する態度を猛省したい。
ブロッコリースプラウトもまた再開してみようかなと思えてきた。
無理矢理のReuse
Refuseを徹底できれば何も問題ないのだが、パッケージの袋やシールなどこまごましたモノは絶えず家に入ってくる。
かつては、商品のパッケージの袋の類は迷いなく捨てていたが、今は何かに使えないかと考えるようになった(Refuse を意識していなければ、ゴミ屋敷主のメンタリティーとあまり変わらないやも)。
商品のパッケージを取っておくなんて、断捨離やミニマリズムしか知らなかった頃からすると、絶対にあり得ない事だ。でも、それが一冊の本やブログで変わったのだ、人生って何が起こるかわからない。
例えば、
食品のジッパー付きの袋は、中身が無くなったら、ジップロックのように使ってみる。BPAなど安全面では問題があるかもしれないけれど。
アスパラを束ねている輪ゴムなども何も考えずにそのまま捨てていたが、輪ゴムとして普通に使える(輪ゴムが増えすぎても困るので、輪ゴムで止めていない物を探すようになった)。
値札のシールなども一度は再利用してみる。
無印やユニクロで下着を買う事があるが、ジッパー付きの無駄に丈夫な袋に入っていたりする。
これは、昔から捨てる度にどこかで胸を痛めていたが、機内持込みの液体物に使えた。
この無理矢理のReuse を通じて、改めてRefuse の大切さが身に染みるものの、
Refuse以外に何も進展が無く、ブログのネタが尽きてまいりました。